【PM必見】Vibe Codingって何?AI時代のプロダクト開発を加速する新トレンド

info@appfreelife.com

こんにちは!今日は、最近海外で話題の「Vibe Coding(バイブコーディング)」についてご紹介します。まだ日本では聞き慣れない言葉かもしれませんが、プロダクトマネージャー(PM)にとって知っておくと確実に“得”な知識です。

結論から言うと、Vibe Codingとは、AIを使ってコードを書くプロセスをもっと直感的でスピーディーにする新しい開発スタイル。ノーコードとも違い、「PRD(プロダクト要件)を書くように、プロダクトをAIに作ってもらう」という感覚に近いです。


Vibe Codingの基本フロー

  1. 作りたいものをAIに説明する
    PRDのように「何を作りたいか」を自然言語でAIに伝えます。
  2. AIがコードを自動生成
    自分で書かなくても、AIがプロダクトの骨組みを生成してくれます。
  3. デバッグもAIにおまかせ
    エラーが出たら、エラー文をそのままAIに渡して修正を依頼。
  4. 即リリース&改善
    プロトタイプを即座に公開して、改善したい部分はまたAIに指示して修正。

でも、まだ魔法の杖ではない

「じゃあ、エンジニアいらないじゃん!」と思うかもしれませんが、そう簡単ではありません。現時点では、以下のような課題もあります。

  • 大規模なコードはAIだけでは扱いが難しい
  • 既存システムとの互換性に限界あり
  • 一部変更なのに全コードを再生成してしまうことも
  • セキュリティ観点の考慮がまだまだ甘い

だからこそ、「Vibe Codingは今すぐの置き換えではなく、“ブースター”として活用するのが正解」です


PMがVibe Codingを活用する6つの方法

  1. プロトタイプの高速作成
     紙のワイヤーフレームの代わりに、動くプロトタイプでアイデアを見せることが可能。
  2. 開発スピードの加速
     エンジニアがラフ構造をすばやく作成。開発全体が前倒しに。
  3. 細かい改修(Micro tasks)の効率化
     「このボタンだけ変えて」といった粒度の作業がAIと相性◎。
  4. 社内ツールのDIY開発
     営業チームのレポートツールや、簡易CRMなど、PM自ら作れる時代に。
  5. 複数のUXパターンを簡単比較
     UI/UX案を複数作り、ユーザーテストで検証→最適な導線を選べる。
  6. コードの移植性
     Lovableなどで始めて、最終調整はCursorでエンジニアと一緒に仕上げると効率的。

まとめ:今すぐ“なれる”必要はない。でも“知っておく”ことが武器になる。

Vibe Codingは、AI時代のプロダクト開発において、PMが技術に一歩踏み込むための素晴らしいツールです。完全な置き換えではありませんが、「PM × AI」の新しいワークスタイルの第一歩になるかもしれません。

未来のPMは「作れるPM」ではなく「AIに作らせられるPM」かも?


🔗この記事はSteedan Crowe氏の投稿を参考に構成しました。

ABOUT ME
Nagi
Nagi
アプリ開発フリーランス
現在海外在住。AIとアプリ開発、自由な働き方に関する最新情報を皆様にお届けすべく、日々挑戦中です。 趣味はアプリ制作、読書、カフェ巡り。副業・フリーランス生活についても発信中!
記事URLをコピーしました